このシリーズでは、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)の講師になることを考えている方に向けて、私自身の経験に沿ってBrown大学の講師養成コースについてまとめていきます!
第4回の今日はBrown大学の講師養成コースMBSR Foundationsを終えた後の入門プログラム開催と、サイレントリトリートについて解説します!
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Brown大学のトレーニングコース
今回ご説明するのは下のフローチャートの赤丸をつけた部分です(Brown大学Mindfulness Center HPより引用)。
前回の記事でご紹介したFoundations を終えた後、
・入門プログラムの開催 と
・サイレントリトリートへの参加
を行うことが、次のTAI(Teacher Advancement Intensive)に進む条件となります。
フローチャート上では「入門プログラム開催 → リトリート」となっていますが、この順序に関しては入れ替わっても構わないようです。
入門プログラムの開催
Foundationsを修了すると、MBSRの入門プログラムを教える資格が得られます。
ここでいう入門プログラムとは、MBSRの短縮版のようなもので、厳格に決まった形式はありませんが、Foudationsを修了した時点で、Brown大学から開催の手引書が配布されます。
1回につき1時間半〜4時間程度のプログラムを一般向けに3回開催することが、次のトレーニングであるTAI(Teacher Advancement Intensive)に参加するための条件の1つとなります。
この入門プロブラムに関しては日本語で開催しても構いません。
特に録画や録音などをする必要はなく、日時と場所を記録して自己申告という形になります。
さらに人数に関しても「何人以上でなければならない」と言った決まりもありません。
ここで我々は初めて一般に向けてMBSRと名のついたプログラムを教えることとなりますが、あくまでMBSRの入門プログラムという位置付けであり、この時点ではまだMBSRと銘打ってプログラムを開催することは許可されていません。
いわば仮免許のような状態ですね😅
この入門プログラムを教えた経験をもって、次なるステップであるTAIへと進むこととなります。
サイレントリトリート
以前の記事(その2)でご紹介したように、Foudationsに参加する前提条件にもサイレントリトリートへの参加というものがありましたが、TAIに進むためにはFoundations終了後に、少なくとももう一回サイレントリトリートに参加する必要があります。
このリトリートに関してはその2で説明した内容と同様で、5日間以上である必要があります。
オンラインのリトリートでも構いません。
Brown大学が主宰しているオンラインリトリートであれば、条件を満たすことがはっきりしていますので安心です。
以上のように、TAIに参加するためには少なくとも合計2回のサイレントリトリートへの参加経験が必要であることになります。
次回はいよいよMBSR講師として認定されるための最後のステップであるTAIについて説明していきます!
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