MBSR(マインドフルネスストレス低減法)に興味があるけど、なかなか一歩を踏み出せない…
どんなことをするのか気になる…
著者プロフィール
MBSRとはそもそも何?
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)とはマインドフルネスを通じてストレスを低減するための8週間のプログラムです。
アメリカのジョン・カバットジン博士が1979年に開発しました。
元々週1回8週間会場へ通うプログラムですが、最近はパンデミックの影響でオンラインが主流となってきています。
ストレス低減法と名前はついていますが、ストレス低減に留まらないのがこのプログラムの魅力でございます。
まずMBSRのアウトラインをつかみたいという方は、こちらの記事をどうぞ📖
オリエンテーションの各項目
オリエンテーションは以下の項目を含みます。
◯MBSRの歴史
◯マインドフルネスの紹介
◯短いプラクティスとシェアリング
◯クラスの提供方法と概要
◯参加ガイドライン
◯リスクとベネフィット(利益)
◯質疑応答
◯参加者と講師の面談
MBSRの歴史
マインドフルネスストレス低減法(MBSR: MIndfulness-based Stress Reduction)の歴史について、起源や広がりに焦点を当てながら簡単な説明が行われます。
マインドフルネスの紹介
プログラムのタイトルにも含まれる「マインドフルネス」という言葉はどういう意味なのでしょうか?
ここではMBSRの創始者であるジョン・カバットジン(Jon Kabat-Zinn)による定義が紹介されます。
マインドフルネスとは…
今という瞬間のなかで、
意図的に、
そして評価も判断もすることなく、
手順に沿って注意を向けていくことから生じる
気づきです。J. カバットジン 著 春木 豊・菅村 玄二 編訳 (2013)
マインドフルネス瞑想ガイド 北大路書房
なかなか難しいですよね(汗)
この定義を言われてすぐに理解する必要はありません。
この定義はこれから8週間のMBSRの旅路で折に触れて立ち返る原点となるものです。
この定義を足掛かりにこれからマインドフルネスとはどういうものか、みんなで探っていくこととなります。
(定義について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓)
短いプラクティスとシェアリング
MBSRでは、プラクティスという言葉をよく使います。
英語のpracticeには「練習」という意味だけではなく、「実践」という意味もあります。
この2つの意味がかかっているため、あえて横文字のままプラクティスと呼ぶことが多いです。
瞑想は練習であり、実践でもある。日常生活も練習であり、実践でもあるという考え方が根底にあります。
クラスの提供方法と概要
クラスの日時、参加方法等に関する案内があります。
またMBSRで使用するガイド音源や、課題用のシートなどの案内、講師への連絡方法などの案内も行われます。
参加ガイドライン
参加に当たって皆さんに守っていただくべきガイドラインについて説明があります。
主なものとしては守秘義務、セルフケア、他参加者にアドバイスをしないこと、などがあります。
リスクとベネフィット
どのプログラムでも、リスクとベネフィット(利益)はつきものです。
MBSRも例外ではなく、ここではMBSRの参加に伴うリスクとベネフィットに関する説明が行われます。
リスク・ベネフィットにはそれぞれ身体的、心理的、社会的なものがあります。
これらの説明を聞いて頂いた上で、8週間のプログラムへの参加を検討して頂きます。
特にリスクに関して気になる点、不安な点があれば、後述の個別面談で講師に相談して決めることもできます。
質疑応答
説明を聞いて分からなかった点、確認しておきたい点があれば、終了前に全体で質問することができます。
個別面談
オリエンテーションの後、必要に応じて講師と参加者は個別面談を行います。
ここで全体では聞きにくかったことなどを質問することができます。
また講師の側からも参加にあたって確認しておきたいことをお尋ねする場合があります。
オンラインの無料MBSR体験会
著者が講師を務めるオンラインのMBSR無料体験会です。お気軽にご参加ください😊
文字で読んでも実際に体験してみないと分かりにくいですよね😅
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